1マイルの価値はいくらなのか計算してみた

陸マイラーはポイントをマイルに変えますが、いったい1マイルはいくらの価値があるのか?
その疑問を徹底的にとは言えませんが、少し調査しました。

具体的な価値が分かればANAカードの年会費の元が取れているかも分かります。

ANA国際線特典航空券 必要マイル数

(単位=マイル/往復)

【シーズン】 L(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)
【利用クラス】 Y(エコノミークラス)、C(ビジネスクラス)、F(ファーストクラス)

ANA国際線航空券の割引運賃と1マイルの価値

9月のシルバーウィークはレギュラーシーズンなので、9/15から24の旅程で一番安い往復運賃を調べてみました。

※燃油サーチャージ、空港税は含めません。

 ホノルルニューヨークロンドン
Y140,000154,500269,500
C337,500863,000840,000
F1,230,0001,400,000

運賃は変動するので、あくまで目安です。ビジネスだと高い日は安い日の2倍くらいでした。

また、一番安い運賃だと日程の変更ができません。変更できる運賃はさらに高いです。特典航空券は無料で日程変更できます。

航空券代を特典の必要マイル数で割ると1マイルの価値が計算できます。

上の運賃から計算した1マイルの価値がこの表です。

 ホノルルニューヨークロンドン
Y3.53.04.9
C5.210.29.3
F8.28.5

結果としては、C(ビジネスクラス)の価値が一番高いことが分かりました。その中でもビジネス需要が多いからなのか運賃の高いニューヨークが1番でした。

以前はファーストクラスの必要マイル数が12万くらいだったので1番価値が高かったのですが、今は必要マイル数が多すぎてビジネスに逆転されてしまいました。

がんばって9万マイル貯めて、北米か欧州にビジネスで旅行するのがおトクです。

ちなみに国内線特典航空券に交換したときのマイル価値は約2円と言われています。

また、ANA SKYコインへの交換は12,000マイル ⇒ 15,000コインなので、1.25円と低い価値になっています。

ANAカード年会費の元を取るには、どのくらいカードを利用すればいいか

ビジネスクラス特典航空券に交換すると1マイル10円の価値になるとしたら、ゴールドカードの年会費約10,000円は1,000マイルと等価と考えれます。

1,000マイル貯めるには還元率1%のカードなら10万円、還元率1.65%なら約6万円、還元率2%なら5万円の利用が必要です。そう考えると年会費はすぐに元が取れる計算になります。

もちろんビジネスクラス特典航空券に交換しないとマイルの価値は低くなるので、早くマイルを貯めるためにも還元率が高いカードを選ぶことをお勧めします。

ちなみに8万マイル貯めるには還元率1.6%のカードなら500万円の利用が必要です。

1年では難しいと思いますが2,3年なら達成可能な利用額だと思います。