2018年11月12日、ANAからプレミアムエコノミーについての大幅な変更が発表されました。
ANAプレミアムエコノミーの大幅変更内容
- 上級会員(ダイヤ・プラチナ・SFC)向けのプレエコ無料アップグレードサービス終了
- プレエコ特典航空券新設
- アップグレード特典、アップグレードポイントでのアップグレード対象にプレエコ追加
- 上級会員向けプレエコ無料アップグレード予約キャンペーン
上級会員向けプレエコ無料アップグレードサービス終了
2019年9月30日の搭乗分(日本時間)をもって、現在の無料アップグレードサービスは終了となります。
SFC取得にかかった費用を回収するために、プレエコへの無料アップグレードを利用していた方には改悪だと思います。
しかし、同時にいろいろ発表されているのでまとめてみました。
プレエコ特典航空券新設
2018年12月5日 15:00から、国際線特典航空券プレミアムエコノミーの予約が開始されます。搭乗日は2019年4月1日からです。
2019年春からホノルル便にA380が就航するので、それに合わせて無料アップグレードからマイルを消費する特典航空券に変更した気がします。ホノルルまでの距離は、エコノミーだとちょっとつらくなるのでプレエコにする人も多いでしょうし。
特典プレエコが何席開放されるかは、12月5日の15時にANAの特典予約サイトでチェックしてみましょう。ホノルル便はビジネスよりはプレエコの席数が多いので、おそらく6席以上はある気がします。
9月30日までは引き続き無料アップグレードサービスもあるので、ホノルル便にもし空きがあれば、無料サービスが終了する前に乗ってみたいと思ってる人は多いはずw
まぁ~普通にチケット買って乗る人も多いと思うので、プレエコの空席は残らないような気もしますが。ちなみに2019年4月1日の成田-ホノルル往復(A380ではありません)のプレエコSuper Value Plusの運賃は164,070円です。GW初日の4/27はプレエコは満席でした。
日本発のプレミアムエコノミー必要マイル数
他のクラスの必要マイル数
(単位=マイル/往復)
【シーズン】 L(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)
【利用クラス】 Y(エコノミークラス)、C(ビジネスクラス)、F(ファーストクラス)
ハワイのレギュラーシーズンを比較してみると、エコノミー40000マイル、プレエコ58000マイル、ビジネス65000マイルと、感覚的にも妥当な感じです。プレエコはANAラウンジも使えますし。
上のSuper Value Plusの運賃で計算すると、1マイルは2.8円の価値になります。やっぱりビジネスの方が断然オトクですね。
アップグレード特典、アップグレードポイントでのアップグレード対象に追加
エコノミークラス→プレミアムエコノミーのアップグレード特典が開始されます。
予約開始日 | 2019年9月下旬(予定)からご搭乗便出発時刻の24時間前まで |
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搭乗開始日 | 2020年4月1日 |
対象予約クラスはY/B/M/U/H/Q/Vです。
アップグレード必要マイル数
1区間(片道)の距離 区間基本マイレージ | エコノミークラス→ プレミアムエコノミー |
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0~2,000 | – |
2,001~3,500 | 15,000 |
3,501~4,500 | 15,000 |
4,501~5,500 | 20,000 |
5,501~ | 20,000 |
必要アップグレードポイント数
片道のポイント数です。ビジネスの半分のポイントでアップグレードできるので、使い勝手はよさそうです。今まで4ポイントしかないときは国内線のアップグレードしかなかったのが、国際線でも消費できるようになりました。
上級会員向けプレエコ無料アップグレード予約キャンペーン
以下のキャンペーン期間中、ANA国際線エコノミークラスからプレミアムエコノミーへのアップグレード予約が無料で利用できます。
アップグレード予約可能期間 | 2019年9月下旬(予定※)~ご搭乗24時間前まで |
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対象搭乗期間 | 2019年10月1日(火)~2020年3月31日(火) |
対象予約クラス | 全てのエコノミークラス |
2019年9月30日に無料アップグレードサービスが終了するので、10月1日からは無料キャンペーンでこの仕組みに慣れてくださいってことなのかもしれません。
ということで実質、上級会員の方がプレミアムエコノミーに無料アップグレードできるのは、2020年3月31日搭乗までとなります。
2020年4月1日からは、マイルかアップグレードポイントを消費してアップグレードすることになりますので、まだ猶予は1年半ほどあります。
事前にアップグレード予約する仕組みに変わるようなので、2019年9月下旬の予約開始日にはどのくらいプレエコの空席があるかチェックしてみます。
A380の予約が開始されたら、プレエコの開放枠も分かるので、続報があればまた紹介したいと思います。